腰の痛み
腰痛は国民病?

「朝起きたときに何か腰が重いんだよね」「昨日仕事頑張り過ぎちゃって…」
腰痛は国民病といわれるくらい多くの人に発症する障害で40~60歳代の中高年に多く見られます。男女比では筋力の弱い女性の方が腰痛になりやすいと言われています。
腰痛の原因は骨格や筋肉の傷害によるものからストレスや他の病気によるものまで様々ですが、全て合わせると日本人の成人の90%が一生に一度は腰痛を経験していると言われています。
国民生活基礎調査によると「自覚症状のある病気やケガ」では男性では1位、女性では肩こりについで2位という結果でした。それだけ腰痛に悩まされている方は大勢いるということです。
腰に痛みがあると様々な動きが制限され日常生活に支障をきたします。一時的な痛みの緩和ではなく根本からケアをしませんか?
腰痛は繰り返す

腰痛は2~3週間程度で改善されるもの(急性腰痛)3カ月程度で改善されていくもの(亜急性腰痛)3カ月以上続くもの(慢性腰痛)に分類されていますが、急性腰痛であっても再発率が高く、1年以内なら30%、10年以内なら80%にも上るといわれ、何らかの治療を必要としています。
姿勢の乱れは万病の元?

人間は大きな頭部を持ち、直立二足歩行をすることによって、上半身の重みや歩行時の衝撃、物を持ったり身体を曲げ伸ばししたりと、ほかの動物と比べて背骨にとても大きな荷重がかかります。その重みや歩行時の衝撃などの負担を軽減するように背骨は緩やかにカーブしたS字型の構造をしています。そしてその背骨を下から支える土台となるのが骨盤で、周囲の筋肉によって固定されています。

ところが普段の生活において猫背のように姿勢が悪かったり、足を組んで座ったりなどちょっとした癖を繰り返したりすることでこの背骨のS字カーブが崩れたり骨盤の捻じれなどの歪みが生じてしまい、身体に様々な不調が現れてきます。腰痛もそのうちの一つで背骨や骨盤の歪みによって腰の筋肉や関節に負担がかかりやがて痛みなどの不調として現れてくるのです。
では痛みをとるだけの治療でいいのでしょうか?「筋肉のこりは緩めたり血行をよくしてあげればいい」「痛みは痛み止めで押さえればいい」そのような治療を繰り返していく結果、再発を繰り返し慢性化してしまいます。痛みが取れるだけではなく、生涯にわたって不調が出にくい身体にしていくために根本から改善していくことが予防医学として重要であると考えています。カイロプラクティックでは腰痛の原因にアプローチし一時的な対処療法としてではなく根本からケアをしていきます
当院の治療の考え方

- 骨格の歪みをただし、姿勢の改善を
- 正しい姿勢を作るために緊張した筋肉は緩め弱化した筋肉は鍛える
- ただしいい身体の使い方を覚える
- 日常生活の改善をし、歪みにくい・不調の出にくい身体づくり